iTunes Diary

iTunesに取り込んだアルバムの備忘録です。UKの作品が多いです。基本的に忘れっぽい自分用。

ベランダで音楽を楽しむ生活

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最近、ベランダに椅子を出して音楽を聴きながら一人で酒を飲む楽しさに気づいた。
PCやTV、スマートフォンを触らずに、すべての情報から離れ、うっすらとした明かりの下で音楽だけを楽しむ。いろいろなことを考えながら音楽を楽しむ。
もともと、時間にたいして貧乏症なのか、何かをしながらも音楽を常に聴いていた。
その聴き方も、アルバムを通して音楽を聴くのではなく、3ヶ月以内にiTunesに追加した曲のうち、レーティングの高いものだけをシャッフルして聞いていた。そうすると常に消費的に音楽を聴いているようであり、音楽を楽しむ、というよりも、意識の隙間を埋めるようであり、受動的でかつ、音楽を聴きつづけないとならないような強迫観念すら感じていた。

きっかけは、アウトドア用の椅子を買ったことだった。現状の音楽との接し方に危機感を持っていたこともあり、のんびりと一人で音楽を野外で聴きたいと思っていた。
新しい椅子はとても座り心地がよく、すぐにでも、この椅子に座り目を閉じながら音楽を聴きたいと思った。PCやTVの前からはなれることは、家にいてもできそうだと、また、音楽以外の情報をシャットアウトして曲を聞く時間を作ることは簡単にできると気づいた。

昨日もワインを飲みながら、6時間音楽を聴いていた。

いろいろなことを考えた。

今までの旅行のこと。ルートや出会った人。そのときに何を感じていたか。自分にとって旅行とは何か。
旅の起点になるバンコクをはじめとして、シェムリアップも、フエも、ルアンパバーンも、チェンマイも、スコータイも、サパも、ムアンシンも、バガンや、ニャウンシュエ、ダッカ、ロンプール、カトマンドゥ、ポカラ、デリー、カジュラホ、バナラシ、コルカタ、記憶に残っている街はすべていい人との出会いがあった。すべては偶然の積み重ねで出会った人たちであるが、そういった出会いがない街はあまり記憶に残っていない。世界遺産もたくさん見たけど、それ以上に、人との出会いが旅を形成してきたのだと、旅の記憶を辿りながら改めて考えてみたりした。

■昨日聴いたお気に入りの曲

Local Natives - You & I
The Album Leaf - Thule
Sigur Rós - Rafstraumur
London Grammar - Wasting My Young Years
Lizz Wright - This Is


Local Natives - You & I (Official Video) - YouTube

 


THE ALBUM LEAF/Thule - YouTube

 


Lizz Wright - This is - YouTube

 

 

 

Hummingbird

Hummingbird

 

 

 

In a Safe Place

In a Safe Place

 

 

 

Orchard

Orchard